【管楽器担当のちょっとした豆知識:木管マウスピース編】
- サウンドイシカワ
- 2020年2月1日
- 読了時間: 2分
こんにちは😊
管楽器担当Mです。
今日は、知っているようで実は知らない管楽器の豆知識、木管マウスピースのお話をしたいと思います。
さて、吹奏楽部に入部、担当楽器がClarinet、BassClarinet、Asax、Tsax、Bsaxになったときに一番初めに言われることは、「マウスピースを自分で用意してね」だと思います。
"楽器についてるものじゃないの?" "どうして自分で購入したほうが良いの?学校にあるものではダメなの?"
等々様々な疑問があると思います。
まず大前提として、
学校の楽器についているマウスピースは、いつだれが何年何人吹いてきたか分からないのでとても不衛生です。
演奏にあたって口にくわえるものですしね。
そして、実はマウスピースは消耗品です。
角がダレていたり、先が欠けていたらもう使えません。
なぜ使えないかと言うと、リードミスを連発してしまったり、楽器や演奏の不調に直結します。
⚠そしてそしてここからが大事な話⚠
ClもSaxも、マウスピースには大きく分けて素材がプラスチック製の物と、エボナイト製の物があります。
(ジャズ等で使用するマウスピースのお話はまた別の機会に^^;)
代表的な例としては、
プラスチック...CL:ヤマハ4C
SAX:ヤマハ4C
エボナイト...CL:バンドレン5RV/バンドレン5RVライヤー
SAX:セルマーS80c*/セルマーS90・180/バンドレンAL3 等
プラスチック製のものは、価格も安めでお手頃に感じますが、実は吹奏楽部等では演奏技術の上達の妨げになりかねません。大人の方で演奏ジャンルによっては使用される方もおります!
吹いた感じも軽くなりますが、その分コントロールが非常に難しいです。
イメージとしては、音がいろんな方向へ散ってしまう感じです。
エボナイト製のものは、マウスピースがかなり音を絞ってくれるので、プラスチック製に比べると少し抵抗感がありますが、その分まとまった芯のある豊かな音が出ます。
マウスピース職人さんの手も入っているんです。
コンクールや演奏会には断然コチラですね😊
※エボナイト...ゴムの一種で硬く光沢をもつ素材です。

もし学校のマウスピースやプラスチック製のマウスピースを使用している方はぜひこの機会にご検討を♪
サウンドイシカワでは部員にお勧めのマウスピースを取りそろえているほか、自分に合ったものを試奏も可能ですよ♪
(試奏は要予約です)
他にも商品はもちろん、楽器の修理やメンテナンスも承っております!
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